広告

Data

《 2019.9.17 》

高齢者の人口、過去最多を更新 75歳以上は1848万人 全体の7人に1人に


総務省は15日、敬老の日にちなんで最新の高齢者の人口推計を公表した。

広告

15日時点の65歳以上の人口は過去最多の3588万人。総人口に占める割合は前年より0.3ポイント高い28.4%で、これまでで最も高くなった。第2次ベビーブーム期(1971年〜1974年)に生まれた世代が65歳を超える2040年には、35.3%まで上昇すると指摘されている。
 
統計からみた我が国の高齢者:「敬老の日」にちなんで
 
医療・介護の必要性が高まる75歳以上の人口は、15日時点で1848万人。前年より53万人増えて過去最多を更新した。総人口に占める割合は、およそ7人に1人にあたる14.7%。これまでで最も高くなっている。
 
75歳以上の人口は今後さらに増えていく見通し。ピークは2035年頃だ。推計によると、2025年には2180万人へ、2035年には2260万人へ増加するが、2040年は2239万人にとどまると見込まれている。
 
一方、75歳以上の総人口に占める割合は継続して高まっていく。2025年には17.8%へ、2035年には19.6%へ、2040年には20.2%へ上昇するという。
 
こうした高齢化に伴い、医療・介護ニーズは更に拡大していくとみられる。都市部を中心としたサービス基盤の強化が急務で、給付費を賄う財源とサービスを支える人材の確保が最大の課題となる。
 

 働く高齢者、過去最多を更新

 

総務省は今回、高齢者の就業についても最新の動向を報告している。
 
2018年の働く高齢者の人数は862万人。前年から55万人増えて過去最多を更新した。増加はこれで15年連続となる。
 
2018年の高齢者の就業率は、男性が33.2%、女性が17.4%だった。いずれも7年連続の上昇。年齢階級別にみると、65〜69歳が46.6%、70〜74歳が30.2%、75歳以上が9.8%となっている。
 
高齢者が働いている産業をみると、「卸売業・小売業」が127万人でトップ。以下、「農業・林業」が107万人、「サービス業(医療・福祉を含まない)」が98万人、「製造業」が94万人と続く。「医療・福祉」は80万人で5番目だった。